お知らせ

三井物産企業投資によるランドスケイプへの資本参画について

2021年3月2日

このたび、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永 竜夫、以下「三井物産」)の投資事業子会社である三井物産企業投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:後藤伸之、以下「MCPI」)が運営する三井物産企業投資投資事業有限責任組合は、株式会社ランドスケイプ(本社:東京都新宿区、代表取締役会長:福富七海氏、以下、「ランドスケイプ」)に資本参画することにつき合意し、当該資本参画に係る取引を完了したことをお知らせいたします。

ランドスケイプは、日本最大級のデータベースを保有し、当該データベース等を通じて、顧客企業における営業効率化と成長を支援するサービスを提供する企業グループです。同社の事業所データベース「LBC」は820万件の企業データベースを有し、国内拠点のうち99.7%網羅することに加えて、それぞれの企業の資本関係、本社・事業所関係のグループ情報を保持する点を特徴としております。また、同社が提供する「uSonar」は、LBCを搭載した顧客データ統合ツールです。拡張オプションである、名刺管理アプリ「名刺Sonar」を利用することにより、820万件の企業データに担当者の名前を関連付けることが可能となっております。ランドスケイプの提供するサービスは、顧客が有するSFA、MAツールとの連携によって、企業内に散在した顧客情報を統合し、ホワイトスペースや重点営業先の顧客情報の可視化を提供することで、顧客企業におけるBtoBマーケティングの支援を実現しております。

MCPIは、三井物産グループのネットワーク、IT業界における知見、並びに経営改善スキルを活用し、ランドスケイプの営業力強化等による更なる成長拡大、経営基盤強化を支援していきます。MCPIは、非常勤取締役に加えて現場人材も派遣し、ランドスケイプの企業価値向上を支援する予定です。

なお、ランドスケイプの事業を築き上げた創業者の福富七海氏は代表取締役会長及び株主としての関与を継続し、福富七海氏・役職員・MCPIが一体となって今後の成長を加速化し、将来的なランドスケイプの株式上場を目指していく方針です。

MCPIは、グローバルにネットワークを持つ三井物産グループのプライベートエクイティ投資部隊として2003年に設立され、「挑戦と創造」をスローガンに投資事業を展開しています。MCPIは、①三井物産グループのネットワークを活用した企業価値の創造、②現場への人材派遣を通じた経営支援、③柔軟な投資スタイルを特徴としており、日本国内及び海外の企業に対し、経営改善支援を伴う投資を行っています。