お知らせ

三井物産企業投資及びLキャタルトン・アジアによるOWNDAYSへの資本参画について

2018年11月8日

このたび、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永 竜夫、以下「三井物産」)の投資事業子会社である三井物産企業投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中田直樹、以下「MCPI」)が運営する三井物産企業投資任意組合は、Lキャタルトン・アジア(L Catterton Asia、以下「LCA」)が運営するファンドと共同で、OWNDAYSグループの持株会社であるOWNDAYS株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:田中修治、以下、総称して「OWNDAYS」)の株式を取得することにつき、OWNDAYS及びその株主と合意しました。

OWNDAYSは、メガネ・サングラスの製造販売、アイウェアブランド「OWNDAYS」を展開するメガネのファストファッションブランドです。2008年に経営権を取得した田中社長のリーダーシップの下、「SPA方式」導入により、メガネにファッション性・トレンドを取り入れ、独自のプライベートブランドを確立し、ファッション・ライフスタイルを彩るアイウェアを提供してまいりました。現在、国内で115店舗、海外10の国と地域(シンガポール、香港、台湾、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン等)で142店舗を展開しており、今後も世界を舞台に更なる成長拡大を目指しています。

田中社長をはじめとするOWNDAYSの現経営陣は、本件資本参画後も引き続き大株主として株式を保有し経営を担います。MCPI及びLCAは、それらが保有するグローバル・ネットワーク、小売・消費財業界における知見、並びに経営改善スキルを活用し、OWNDAYSの国内外での更なる成長拡大、経営基盤強化を支援していきます。なお、MCPIは、非常勤取締役に加えて現場人材も派遣し、OWNDAYSの企業価値向上をハンズオンで支援する予定です。OWNDAYSは、MCPI及びLCAのサポートも得ることにより、国内シェアを獲得し、全世界500店舗体制を早期に構築することを目指します。

MCPIは、“グローバル総合力企業”三井物産グループのプライベートエクイティ投資部隊として2003年5月に設立され、「挑戦と創造」をスローガンに投資事業を展開しています。MCPIは、①三井物産のネットワークを活用した企業価値の創造、②現場への人材派遣を通じた経営支援、③柔軟な投資スタイルを特徴としており、日本国内及び海外の企業に対し、経営改善支援を伴う投資を行っています。

Lキャタルトンは、全世界で17のオフィスを構え、6つのファンド戦略を通じ150億ドル以上の資金を有する、世界最大かつ最もグローバルに展開するコンシューマ業界特化のプライベートエクイティ投資会社です。Lキャタルトンのチームは160名以上の投資及びオペレーションのプロフェッショナルから成り、投資先の経営陣と世界中で連携し、深い業界知見、オペレーショナル・エクセレンス、そして様々なパートナーとのネットワークを有効活用することを通じ、経営戦略を実行していくことで投資先企業の成長を支援しています。Lキャタルトンは1989年より、業界を代表するコンシューマ・ブランドへの投資を200件以上も行ってきました。Lキャタルトンは、キャタルトン、LVMH(モエヘネシー・ルイ・ヴィトン)、グループ・アルノーの3社の提携により設立されました。Lキャタルトンの詳細については、lcatterton.comをご覧ください。なお、本件はLキャタルトン・アジアによる日本企業への第一号投資案件となります。